3月最後の土曜の午後から、人吉まで行きました。取り敢えず向かって行き着いたところで寝ようの感覚で、スタート。
途中、柳川にこの軽キャン「ふくろう号」の里(生みの親)「3seven」http://www.moc-camper.com/page0125.htmlが有り、第1回目のオイル交換と電源関係のチェックをしてもらって、万全の体制で人吉へ、・・・・人吉城址が気になって人吉泊まりに決定。お風呂は幸福温泉の看板に釣られ、立ち寄り湯を頂戴しました。
この温泉のオーナーと露天で一緒になり「湯温はどうですか?」と聞かれたりして、世間話をしてホッコリとした一時を過ごし、さて夕食をと思ったら温泉だけの施設なので食事は簡単安価にジョイフル人吉店をナビで見つけてゴー。
そこで寛ぎついでに、駐車場の一角を拝借して就寝、翌早朝はモーニングも頂いて、早速人吉観光、城址公園を犬を連れて地元民の様な顔をして散策、残念ながら今年の桜は落花盛んで葉桜状態でしたが、天気も予報を裏切り曇ったり晴れたりで傘いらず。城址公園は広く三の丸、二の丸、本丸跡と球磨川を自然の堀として、川からの水門跡などもあり鎌倉時代からの由緒ある城のようでした。
近くに国宝もあったので青井阿蘇神社、藁葺き屋根に四方八方に睨みを利かす顔、などを見に行きました。地元のボランティア観光ガイドのおばさんに神社内を案内していただき、その後近くの西南戦争時に西郷隆盛の宿舎になった武家屋敷も見て、「切腹の間」の造りの由来などを聞き、武家の嗜みと言うか覚悟の現れを感じて来ました。
その後、道標にあった五木の文字に惹かれて、そば好きの私にとっては、行ってみようと進路を東にとって、五木村へそこでチョット遅めの「そば昼食」、正調「五木の子守唄」を聞きながら、その調べは山あいに流れ、その山間は未だ桜が自己主張盛んで、あちこちに白く淡く咲き誇っていました。
ここまで来たらと、五家の荘と尋ねることにして、さらに山奥へ、さて、道が狭いとは聴いていたものの、そこは軽キャン難なく運行しましたが、道の途中のあちこちに落石と思われる、大きな石ころが転がっているのには、今上から落ちてきたらどうしようとヒヤヒヤしながら、椎葉の平家落人の家を訪ねました。三つの囲炉裏がそれぞれの部屋に配置されていて部屋の大きさでそれぞれの部屋の主の格があり、家長の部屋にはここにも武士の嗜みの現れとして首を入れる棚等もあり、武士道に触れることが出来ました。
その後はさらに山奥へ入り、「樅木の吊り橋」を散策、此処は高さと揺れと足元のスケスケ感が何とも心もとなく一歩一歩確認しながら、犬も腰が引けてて、何とも不格好な歩き方をしながら飼い主に付き合ってくれました。吊り橋の写真は樅木の吊り橋ではありませんが、行程の中にあった吊り橋です。
その後、帰り道はと考えて、戻るのも釈に触るのでそのまま前進、美里町「日本一の階段」で有名。昨年、熊本の太田先生の道場「誠心館」の夏季錬成合宿でお邪魔した美里町を通って、御船ICから高速に乗り、夕刻「小城公園の桜まつり」に寄り道、夜桜に竹灯篭という事で写真をと思って立ち寄ったのですが、桜は落花盛んな花吹雪でその中を散策しました。でも竹灯篭はブルーシートの中????確認すると、桜が予定より早く咲き、予定の変更もできず(泣)竹灯篭・桜まつりは今週末4/6、7日とのこと、「文字通り後の祭り」という事で、お後がよろしいようで、・・・・・・・帰宅しました。